スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

インセインシナリオ「寿命のわかる電話」

皆さんこんばんわん。
冬の納涼、してますか?

奇卓部さんと合同で開催したオンラインコンベンション、いかがだったでしょうか。
Twitterで「#大納涼コン」を追いつつ、にやにやしていた気持ち悪い人、さいとうです。

この度の「冬の大納涼オンラインコンベンション」にて使用したシナリオを公開いたします。
見返して記憶を懐かしむもよし、見れなかったハンドアウトを見るもよし。

それぞれの楽しみ方で味わっていただければと思います。

長いのでシナリオ本体は畳み記事にて!


インセインシナリオ 「寿命のわかる電話」

☆レギュレーション

舞台:本当は怖い現代日本
プレイヤー人数:4人
サイクル数:2
原則、1巻のみを使用とする(2巻の使用はあくまでGMとPLで相談して決める)
狂気カード:推奨は12枚。ただし、参加者の熟練度やGMの温情によって2間収録の狂気カードの使用や16枚への変更を行っても良い。

推奨
・失踪
・暴力衝動
・絶叫
・疑心暗鬼
・パニック
・フェティッシュ
・絶叫
・血への渇望
・多重人格
・闇からの祝福
・異性への恐怖
・パニック


☆概要

「こんな話を知ってるか。とある公衆電話で**-****-****に電話をかけると、どこかへつながって自分の寿命がわかるんだってさ」

どこにでもありそうな都市伝説。普通なら下らないと切って捨てるような話だが、人はそんな下らない話だからこそ試してみたくなるもんだ。

 このシナリオはPC達の共有の友人である金渕満(かなぶちみつる)が都市伝説である「寿命がわかる電話」を試してみた結果、「あと……5日……」とノイズ混じりで言われたというところから始まる。
 満も最初はなんかの間違いだと思っていたが、ひどく心配になってきてPC達に相談してきて、噂の真偽について調べて欲しいと言ってくる。

 噂について調べることになったPC達はその近くに住むアパートの大家さんに相談することで儀式に挑めるようになる。なるべく大家さんの秘密は抜かせるように誘導すると良い。
 最後には「終焉を司るもの」との対決になる。しかしまともに戦っても勝てないことに注意すること。その旨は伝えてしまっても良い。


☆ハンドアウト

PCたちはそれぞれNPCの金渕満と友人である。それ以外は特に指定はない。

・PC1
使命
あなたは金渕満の友人である。
ある時、彼突然の電話を受けた。
「助けてくれ、頭がおかしくなりそうだ」
狂気と正気の間で揺らぐ彼からのSOS、君に見逃せるはずもない。
あなたの使命は「金渕満を助けること」である。

秘密 ショック:全員
あなたは金渕満から電話を受けた時にある言葉を聞いた。
「……あと……3日……」
それはあなたに向けられたものか、金渕に向けられたものなのか。
あなたの本当の使命は「この事件を解決し、自分の命を救うこと」である。


・PC2
使命
あなたは金渕満の友人である。彼は君に相談したいことがあると告げた。
どうやら他にも何人かに声をかけたらしい。
無計画なのは相変わらずだが、どうやってまとめるつもりなのだろう。
あなたの使命は「皆をまとめ、金渕満の相談事をどうにかすること」である。

秘密 ショック:全員
あなたはこの世の中には科学で説明できない存在が跋扈しているということを知っている。そして、普段は闇の奥底にいるそいつらは突然我々に牙を向いてくることも。
あなたは『シナリオ中に1度だけ指定した相手が怪異かどうかをGMに質問すること』ができる。
更に、戦闘中に怪異だとわかっているエネミーのデータを確認することができる。
《混沌》で恐怖判定を行う。


・PC3
使命
あなたは金渕満の友人である。
数日前、彼は「とある噂」の真実を確かめると意気込んでいた。
彼は昔から自分で気になったことは試さずには居られない主義だったが、そのせいで困っているのもいつものことだ。
あなたの使命は「金渕満を助けること」である。

秘密 ショック:なし
あなた自身も金渕と同様に、気になったことは確かめておきたい。
今回彼が調べた噂については、あなたも気以前からになっていたものだった。
あなたの本当の使命は「噂の真偽や、その裏側を調べること」だ。


・PC4
使命
あなたは金渕満の友人である。彼とは久しく連絡をとっていなかったのだが、何やら困ってるようだ。
あなたは軽い気持ちで立ち上がり、彼の手を取った。
あなたの使命は「金渕満や他のPC達を助けること」である。

秘密 ショック:全員
あなたは過去、都市伝説「寿命がわかる電話」を試し、犠牲となって死んだ。
二度と同じような犠牲者を出さないように、一時的に生き返って他のPCたちの手助けをしにきた。
都市伝説への対策方法を見つけだし、拡散することができれば犠牲者は格段に減らせるだろう。
あなたは最初から「寿命がわかる電話」のハンドアウトの内容を見ることができる。
《死》で恐怖判定を行う。


・金渕満(かなぶち・みつる)
概要
26歳フリーター、ひょろっとしていていつも無精髭を生やしている。
PC達の友人であり、アルバイトで日銭を稼ぎながらフリーのライターとして幾つかの雑誌にオカルト関連などの記事を投稿している。
ヘビースモーカーである。

秘密 ショック:全員
あなたは毎日かかってくる無言電話に恐怖している。
それはあの噂を確かめるために電話し、「……あと……5日……」というノイズ混じりの声を聞いてからずっと続いている。
日に日にノイズは大きくなり、4日、3日と日付が少なくなるたびに「彼」が近づいている気がする。
あいつはどんどん近づいている。そうだ、そうだとも。きっとそうだ。今にも、私の後ろへと……。
《終末》で恐怖判定を行う。


・相馬典子(そうま・のりこ)
概要
金渕と同じアパートに住む女性。黒いセミロングの髪と口元のほくろが印象的。29歳独身。
看護職で、朝早く帰ってきたり夜に帰ってきたりと日によってばらばらな生活を送っているようだ。
金渕を訪ねると良く出会い、最近元気のない彼を心配している。

秘密 ショック:全員
あなたは自分が務める医院の先生をストーキングしている。
その先生とは一度不倫の関係にあったが、解消されてしまった。それがどうにも納得がいかず、未だに彼を追いかけ続けている。
この秘密を知ったPCは、他のPCにこの秘密を渡すたびに何者かに夜道で襲撃され、正気度と生命点に1点ずつのダメージを受ける。


・鳩ケ谷官九郎(はとがや・かんくろう)
概要
金渕と同じアパートに住む男。小太りで見た目はさほど良くない。32歳独身。
神経質であり、上の部屋に住む金渕に対してよく文句を言いにくる。
脚本家であり、締め切り間際はより一層神経質になり、隣人と問題を起こすため、大家も困っている。

秘密 ショック:全員
あなたは怪異「終焉を司るもの」である。
鳩ケ谷官九郎とすり替わり、金渕満に終焉をもたらすためにいる。
この秘密を知ったPCは「終焉を司るもの」の【居所】を獲得することができる。
《終末》で恐怖判定を行う。


斎藤弘(さいとう・ひろむ)
概要
金渕が住むアパートの管理人。6年前に奥さんと死別したため一人暮らしをしている89歳の男性。
とても人当たりは優しいが、ことなかれ主義のためあまり自分から問題解決はしてくれない。
毎日の寒風摩擦と散歩を欠かさないため大変元気。

秘密 ショック:なし
拡散情報。
あなたは既に引退しているものの、元々は修験堂に通じていた神社の神主の息子である。
人知れず、多くの怪異と対峙してきており、経験も豊富だ。
何か具体的なキーワードを伝えれば、噂を解決する手助けをしてくれるかもしれない。


・寿命がわかる電話
概要
金渕満が試したという都市伝説。
人々の間でまことしやかに言い伝えられている。

秘密 ショック:なし
拡散情報。
噂の内容は以下のようなものである。
「こんな話を知ってるか、とある公衆電話で**-****-****に電話をかけると、どこかへつながって自分の寿命がわかるんだってさ。その時に伝えられるのが「あと何日」って具体的な日数でさ。そしてその日が来ると、全員必ず死ぬんだって」
似たような話だが、少し内容の違うものが存在する。
「寿命がわかる電話 2」のハンドアウトを公開する。


・寿命がわかる電話 2
概要
金渕が試した都市伝説とは少し内容が違う話。

秘密 ショック:なし
拡散情報。
内容は「寿命がわかる電話」と似ているが、こちらは寿命を宣言された後、寿命が近くなると「終焉を司るもの」がその人の近くに現れるという違いがある。
そして寿命を迎えた日、終焉を司るものが終焉を渡しに来るという。
「終焉を司るもの」のハンドアウトを公開する。


・終焉を司るもの
概要
終焉を司り、人を終焉へと導くもの。

秘密 ショック:全員
「終焉を司るもの」は対象となった人を本来の寿命よりも前に殺し、残りの寿命を集める怪異である。
対象となる人を殺すため、一時的に対象の人物と近い人間と入れ替わり、周囲の様子を伺う習性がある。
通常の方法では「終焉を司るもの」の居所を調査することは出来ない。


☆オープニングフェイズ

 導入はPCが全員金渕満の家へと集められた場面から始まる。
 ○「金渕満」のハンドアウトを公開する。
 PC同士が知り合いではなかった場合、金渕はその場に集まったPCをそれぞれ紹介してから現状について話し始める(全員知り合いの場合、雑談程度で済ませたり飛ばしてもかまわない)。
 会話に空白が出来たタイミングで、金渕は急に深刻な顔をして一気にまくし立てるように以下のことを話す。
 「あのな、『寿命がわかる電話』っていう都市伝説、聞いたことあるだろ? 俺この前試してみたんだよ。もちろん半信半疑だったんだけど、電話してみたらどこかにつながったからしばらく聞いてたんだ」
 「最初は小さなノイズだけだったんだけど、受話器の向こうからノイズに混じって小さく聞こえてきたんだよ。『……あと……5日……』ってさ。不気味な声で、もう気持ち悪くてすぐ電話切ったんだけど」
 「たまたま何かの聞き間違えで、本当に噂通りになるなって思ってもないんだけど……すげぇ不安でさ。頼むよ、噂が本当かどうか調べるの手伝ってくれよ……最近眠れなくて不安なんだよ。頼むよ!」
 ○「寿命がわかる電話」のハンドアウトを公開する。

 PCからの質問について細かいことは上記セリフを繰り返すような形で回答する。これ以上細かいことは金渕自身も覚えていない。
 適度に間をおいたら、金渕の部屋をノックする音がする。金渕は音に少しおびえた後、玄関へと向かう。しばらくすると金渕と男が言い争う声が聞こえてくる。
 PCが聞き耳を立てる場合、男が「うるせぇ静かにしろ! こっちは仕事してんだ!」と怒鳴っており、金渕が面倒そうになだめるという内容を聞くことができる。
 しばらくすると金渕は部屋に戻ってくる。詳細について聞かれた場合、「下の部屋に住んでいる神経質な男だ。いつもこうなんだよ」と答える。
 ○「鳩ケ谷官九郎」のハンドアウトを公開する。
 その後、改めて噂についての調査をPCに依頼し、解散となる。
 PCが部屋を出たところでPCたちは住人の女性とすれ違う。彼女は軽く会釈をすると、金渕の隣の部屋へと入っていく。
 また、アパートを後にしようとするタイミングで入り口の掃除をしている管理人の老人と出会う。管理人はPCたちを見ると軽く挨拶をし、君たちの後ろ姿を見送る。
 ○「相馬典子」「斎藤弘」のハンドアウトを公開する。
 PCから追加の描写希望が無かった場合、オープニングフェイズを終了し、メインフェイズへと移行する。


☆メインフェイズ

○処理関係

・ゾーキング
 メインフェイズ中、公衆電話の場所を金渕満に聞いた場合おおよその場所を教えてもらうことが出来る。しかし、実際に周辺を探しても公衆電話は見あたらない。

・相馬典子の秘密
 秘密を知ったPCから他のPCに秘密が渡った場合、秘密を渡してしまったPCの生命点と正気度を1点ずつ減少させる。
 この処理には感情による情報共有も含まれる。

・時間経過
 メインフェイズ以降は1サイクル=1日として扱う。つまり、クライマックスフェイズが金渕が宣告された寿命の最終日となる。

・秘密の処理
 PC2の秘密の効果(シナリオ中に1度だけ指定した相手が怪異かどうかをGMに質問することができる)は任意のタイミングで行うことが出来る。ただし、対象となる相手は誰か1人だけであり、質問は1度のみである。
回答は「怪異か怪異でないか」という2択で行う。また、PC4について質問された場合には「怪異である」という回答を行うこと(既に死亡しているため)。

・斎藤弘への質問
 斎藤弘に怪異についての対処法を聞くのはゾーキングとして処理をする。従って手番の消費や判定に成功する必要はない。
その際、「怪異」「終焉を司るもの」という単語がでた場合、それまでとは一転した真剣な表情で以下のように答える。
「『終焉を司るもの』を相手にするためにはどこに潜んでいるのか、その【居所】を知る必要がある。その後、そいつをおびき出して、呪文を唱え退散させるしかない。下手を打つと……死ぬぞ?」
その後、メインフェイズ中に最低でも「終焉を司るもの」の【居所】を知っている必要があることを伝える。


○マスターシーン

・第1サイクル終了時
 第1サイクル終了時にPCが誰も「終焉を司るもの」の【居所】を所持していない場合、戦闘が発生する。
 PCは全員登場し、「終焉を司るもの」との戦闘となる。この段階で「終焉を司るもの」のハンドアウトが公開されていない場合、エネミーの名前は「不確定名A」となる。
 この戦闘ではPCが自発的脱落をした場合、怪異は妨害しない。

・儀式の条件
 GMはメインフェイズ終了段階で以下の条件を満たしているか確認すること。1つでも条件を満たしていない場合、クライマックスフェイズにおいて儀式は発生せず、通常戦闘となる。
 ・斎藤弘に「終焉を司るもの」の対処法を聞いている(上記「斎藤弘への質問」参照)
 ・PCの1人以上が「終焉を司るもの」の【居所】を獲得している。


☆クライマックスフェイズ
 PC達は夜、神社に集まる。

 1)儀式の条件を満たしている場合
 斎藤弘から「終焉を司るもの」の対処法を聞いている場合、指示された通りの準備が終了した頃、狙い通りにPCたちの前に「終焉を司るもの」が現れる。
 2)儀式の条件を満たしていない場合
 神社は静まりかえっており、PCたち以外誰もいない。ふと周囲を見渡すと、広がる闇の中により一層深い「漆黒」が広がっていくことに気づく。

 その姿はボロボロの黒い法衣を纏い、で顔の表情は読み取れない。左手に聖書、右手に大きな鎌を持った死神のような風貌であることだけわかる。
 その対象からは殺気のような、冷たいものを感じる。PCは全員《死》で恐怖判定を行う。

 「終焉を司るもの」と戦闘となる。条件を満たしている場合、儀式シートを公開する。

◯儀式:「終焉を司るもの」の退散

1:該当の公衆電話を見つけだす 指定特技:《追跡》 失敗時:狂気カードを1枚引く
2:公衆電話へ「終焉を司るもの」を誘導する 指定特技:《罠》 失敗時:狂気カードを1枚引く
3:呪文を唱え、退散させる 指定特技:《魔術》(-2の修正) 失敗時:狂気カードを1枚引く、正気度1点減少

※儀式は誰でも挑戦可能、ただし順番通りに行う必要がある。
※メインフェイズ中に公衆電話の位置をゾーキングで知っていた場合、2番の儀式に+1の修正がつく。



☆エンディングフェイズ

 儀式を成功させると、辺りを包んでいた暗闇が晴れ、朝日が公衆電話ごとPC達を包み込む。同時に「終焉を司るもの」は少しずつ消えていき、最後は跡形もなく消えてしまう。
 宣告された寿命の日を越えられたことを確信した金渕はPCたちに逢うなり、「ありがとう、助かった」とお礼を言う。
 簡単な言葉だが、心のこもった言葉であり、目には涙が浮かんでいることがわかる。

その後のエンディングはPCと相談しながら各自行うこと。


☆エネミーデータ

「終焉を司るもの」
脅威度:5
生命力:250
属性:怪異

スキル
・大暴れ(基本P.180参照)指定特技:切断
・渦巻く闇(オリジナル)指定特技:混沌
【渦巻く闇に飲まれ、前後が不確定になる】
効果:戦闘のプロット終了後に使用できる。指定特技の判定に成功するとこの戦闘に参加しているキャラクター全員のプロットをこのスキル使用者のプロットに変更する。1シナリオ1回。
・振りまく狂気(オリジナル)指定特技:終末
効果:ミドル戦闘専用アビリティ。戦闘時に攻撃の代わりに使用できる。指定特技の判定に成功すると、NPCに狂気カードを1枚ずつ配る。ただし、PCと怪異のNPC(鳩ケ谷官九郎)には配らない。このことはPCに伝えなくても良い。

◇戦略
ミドル戦闘が発生した場合、「振りまく狂気」を使用。
クライマックス戦闘の場合「大暴れ」と「渦巻く闇」を使用。
「振りまく狂気」をクライマックスフェイズには使用しないこと。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

teamdice6

Author:teamdice6
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。